二子地区における「担い手育成基盤整備事業」は平成8年に認可され、翌年から面工事に着手して、等鳥喰地区にあたっては平成11年からの面工事となりました。
それと平行して、「水田農業確立対策事業」に伴う転作に取り組むこととなりました。
従来通り個々に取り組んでいたのではせっかくの助成事業を有効に活用できないことから、集落内で幾度となく話し合いを重ねた結果、42戸中36戸の賛同を得て組合を設立したのが平成13年8月でした。
転作作物の選定は、当地区特産の「里いも」にしてみたものの、連作障害が発生しやすく、新たな作物の導入について検討した結果、「大豆」を組み入れることになりました。これに歩調を合わせるように北上市が「ブロックローテーションもでる事業」を設定し、比較的容易に3作物(米、大豆、里いも)を定着させることができ、現在に至っております。